2015年 03月 24日
二酸化炭素の作り方 |
自作派アクアリストにとって,水草水槽への二酸化炭素添加と言えば「醗酵式」が主流ですね。基本的に砂糖とイースト菌さえ有れば,誰でも簡単に水草水槽へ二酸化炭素が添加できちゃいますから。
ただ,二酸化炭素が発生するまで時間が掛かったり,保温が必要だったり,24時間常に二酸化炭素が発生し続けたり,砂糖とイースト菌の分量を間違えると多量のアルコールが水槽内に混入したり,逆に二酸化炭素が発生しなかったりと,結構欠点も多かったりしますね。
店主的にはイースト菌の50倍近くも砂糖が必要だと言うことに理不尽を感じるので(笑),あまり「醗酵式」で二酸化炭素は作りません。と言うか,一応札幌で唯一の(自称)水草専門店な訳ですから,基本的に水草育成にそう言うことはしないのですが・・・。
と言いながら,一瞬にして大量の二酸化炭素が必要なときってのが有りますよね。たとえば仕入れた水草の検疫とか。最近は「ほにゃほにゃその前に」なんて便利な商品も有りますが,店主の場合は思考回路が前近代なので,害虫駆除は基本的に二酸化炭素攻めが基本。経費に余裕があるときは炭酸水を大量に買い込んできますが,経費に余裕の無いときは「化学反応式」を行います。
「化学反応式」とか言うと理科実験室っぽいですが,何のことは無いクエン酸と重曹の反応で二酸化炭素を得るだけです。
で,この2種類をサイダーなんかのペットボトルに1:1の割合で入れて冷たい水を注ぐと,あっと言う間に二酸化炭素が発生します。
あとは素早くペットボトルの蓋をして,二酸化炭素を検疫容器の水中にじゃかすか添加するだけです。
ちなみにギャラリーの場合,クエン酸,重曹とも小さじ5~6杯を水300cc程度で溶かして,二酸化炭素をバッカみたいに発生させると言うことを3~6回ほど連続して繰り返して検疫してます。
きっと詳しく知りたい方はいないと思いますが,万一詳しくお知りになりたい場合は,是非ギャラリーまで駆け足でお越し下さい(笑)。
【ご依頼品入荷のお知らせ】
シペルス,トロピカカタログなど入荷しました。
続きまして・・・
【臨時休業のお知らせ】
4月11日(土曜日),諸般の事情によりギャラリーお休み致します。ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
----------------------------------------------------------------
BRIGHT GREEN
○水草レイアウト水槽制作・レンタル&メンテナンス
○水草レイアウト水槽制作提案
○水草・水草育成商品販売
○ADA特約店
〒060-0052
札幌市中央区南2条東6丁目5番地
朝日プラザ一条橋
tel・fax 011-211-6315
mail info@bright-green.co.jp
営業時間
(月~金)17:00~20:00 (土日祝)14:00~20:00
定 休 日 毎週木曜日
※ギャラリーでのお買い物に,各種クレジットカード(JCB,VISA等)が
ご利用になれます(1回払いのみ)。
----------------------------------------------------------------
by bright-g
| 2015-03-24 00:07
| おさらい(学習)